フランス人女性ピアニスト

Mさんへ

レコードに関しては余りニュースが無かったので 
久しぶりのメールです。

最近クラシック音楽に詳しい娘と同世代の人と知り合い
初めて聞く名前の演奏家を教えてもらいました。
フランスのピアニストですが
例えばラベルの「夜のガスパール」に関して
マルタ・アルゲリッチとかぺルルミュテールが
ラベルが褒めそうな演奏に思えてお気に入りでしたが
その彼が
Marcell Meyer (1897-1958)
Aqnelle Bundervoet(1922-2015)
がいいと推薦しますので
YouTubeで聴いてみました。
https://www.youtube.com/watch?v=Yh0XQsb2sW8
https://www.youtube.com/watch?v=9GxrZTGXTe4
アメリカでもレコードで見たことはありませんでした。
1970年あたりレコードの時代に活躍している
人たちですが日本では紹介されてこなかったようです。
演奏にも来ていないとありますが、こういうこともあるので
今更ながら驚いています。
レコードで聴きたいと思いますので
ネットで検索しました。
日本ではプレスされていないのでフランス盤だと思いますが
数万円・・・
こういう演奏家を知らなかったのはいささかショックです。
フランスでもレコード探ししましたが
知っている演奏家の範囲で探しましたので見つかるはずが
ありません。たぶんアメリカでも見ていないと思います。
探して見てください。

Nさんの輸入盤リストも見ましたがありませんでした。
もしあったとしても1枚2~3万円は評価したでしょう。
「不滅の名盤」など1990年代の情報誌でも
紹介されていません。コルトーなどの指導を受けている
という時代の演奏家です。
プリンストンでもしプレミア価格でも高くて40ドル。
これくらいなら即買いです。・・・無さそうなので期待しないで。

アニュエル・ブンダヴィエとマルセル・メイエ
 
優れた演奏家はいい顔をしています。

CDやネットでは最近の演奏家
例えばパスカル・ロジェ、
ジャン・フリップ・コーラル聴きましたが一度聴いただけです。
ロジェは今年の秋、鹿児島(みやまコンセール)にきましたが
聴きに行くほどの関心はないでした。

評論家(一人だけではなく)が推薦するレコードを
目安に探していましたが その彼は評論家の言うことは
信用していない、自分の耳を・・・と言いますが
まったく恐れ入りました。脱帽です。
片っ端から聴いて確かめる時間はありませんので
無駄をしないいい探し方と思っていましたが
これに意外な落とし穴がありました。
日本へ演奏活動に来ない演奏家は余り紹介されていないのです。

79年代の本や音楽雑誌読みながらのレコード探しは
辞めてネットで配信される音源に切り替えようかと思います。
最近音が良くなっています。
24Bitやハイレゾでなくても・・。