Rosalyn Tureck アメリカのピアニスト

 ロザリン・テューレック

1914~2003年 シカゴ出身 ロシア系ユダヤ人(父親はトルコ系)ジュリアード音楽院

バッハ弾きと言えばドイツ辺りのピアニストが思い浮かぶし

カール・リヒター(チェンバロ)、ソ連だけどリヒテル

カナダのグールドの演奏が好きで良く聴いています。

このロザリン・テューレックは日本でレコードを見たことは無く手持ちにもありません。
グレン・グールドの伝記では名前がありましたが演奏は聴いていませんでした。
数年前音楽に詳しい友人からこの演奏家を教えてもらいました。
プリンストンの中古レコード店には有ったに違いないです。マリラ・ジョナスと共にきっとニアミスしています。
グールドはバッハの演奏はこの人の影響を受けていたそうです。
ベートーベンはクラウデオ・アラウです。
ロザリン・ティーレックと言えばバッハです。
私がバッハのピアノ(チェンバロ)曲の練習のお手本にするならこの人です。
グールドに影響を与えた人ですからグールドを連想させます。
マリラ・ジョナスもロザリン・テューレックもレコードを紹介する本では出てきていませんでした。

マリラ・ジョナス というピアニスト

Mさんへ

プリンストンのレコード店なら彼女のLPが見つかるかもしれません。

https://archive.org/details/PianoMusicOfChopin/03_mazurka43GMinorOp672.mp3


※ライナーノーツより
1920年、9歳でデビューし、1926年頃からは全ヨーロッパでリサイタルを開くようになります。しかし1939年、ナチス・ドイツのポーランド侵攻によって、演奏活動は中断、彼女は強制収容所に収監されてしまいます。7か月以上収監された後、マリラ・ジョナスの演奏を聴いたことがあるドイツ人高官の手助けを得て脱走、徒歩で数か月かけてベルリンのブラジル大使館まで逃亡し、ブラジルへ亡命します。その後、アルトゥール・ルービンシュタインに見出され、1946年にアメリカでのデビューを果たします。このリサイタルを聴いたニューヨーク・タイムズの評論家が彼女を絶賛し、次第に人気がでるようになりますが、厳しい収容所生活のせいもあり、1959年にわずか48年の生涯を閉じてしまいます。マリラ・ジョナス(Maryla Jonas, 1911~1959年)

https://archive.org/details/PianoMusicOfChopin






オーディオカードかDACか

Mさんへ
PCオーディオについて最近変更しました。
参考までお伝えします。
最近ダウンロードなどや借りたCDのコピーで
デスクが増え続け置き場所に困り始めましたので
音楽専用パソコンを作りSSDに保存する事にしました。

SSDで500GBあればCDにして数万枚(5~6万枚ぐらいでしょうか)
入るし、曲を選び出すのが簡単ですから活用しない方はないでしょう。
ネットでPCオディオを調べてきましたが
実際やってみないことには何ともいえません。
これまで5千円くらいの中国製DACを使ってUSBケーブルで繋いで聴いていました。
DACもピンからキリまで、比較して聴く機会がないので判断の仕様がなく・・・
YouTubeでPCオーディオの体験も見てきましたが、あまり参考になりませんでした。

方法はオーディオカードを使う・・・内蔵カードでデジタルからアナログへ変換して
RCAケーブルでアンプへ出力する。
もしくは、パソコン→USBケーブル→DAC→(RCAケーブル)→アンプ
の2つの方法がありますが、どっちがいいのかわかりませんでした。
どうせDACが内臓なのか外付けなのかの違いでしょう。

調べてみると2008年にオンキョーがいいオーディオカードを出していました。
現在でも3~4万円で新品が売られています。
アマゾンで中古を7千円で買いましたが未開封の新品でした。
DACとしてこれを使います。
PCIスロットが必要で最近のマザーボードでは使えません。
これを使う前提でマザーボードを・・・・

Asrock H67DE3 マザーボードを入手。(3千円)
電源、DVDドライブ、メモリーなどは手持ちのもので。

左はビデオカードです。10年前のオンボードでは画像処理スピードが落ちるので
ネットで映画を観るには必要でした。音とは関係ないです。

▲パソコン内でアナログを出すとノイズが問題なようですがオンキョーの
    このカードは十分な対策がなされています。

▲パソコンとプリアンプまで5m距離がありますので
 ここは 気持ちの問題ですがドイツ製のJIBケーブルにしました。
▲プリは GAS社のTHAEDRE →AMPZILLA → クリプッシュホーン(ステレオ)
 ▲ オーディオカードがパソコン内臓DACということですから
   外付けのDACは要らないと思いますが、
   一応比較してみます。

△ USBデジタル信号を オーディオテクニカの オーディオ用ケーブルで
 青いケーブル。・・・プリンターケーブルよりもオーディオ用にするのがいいかも。
 安物中華DACへ RCAケーブルでプリアンプへ。
 ・・・プリアンプからスピーカーまでは同じです。

△CDプレイヤーはVRDS-25XSというテアックですが
上のオーディオと比較して音の違いは無いと言えます。
レコードの音は全く別物ですので比較しません。
これだとCDを買ったりCDに焼いて保存するより
パソコンでSSDやHDDにデーターとして保存するのがいいです。
△今回のOSはWindows7の64ビットで
 今や正規のものでちゃんと使えて千円程度ですが、手持ちのものを使いました。
 音楽を聴いたり整理するソフトはiTunes で無料です。
▲DACは安物ですが、これを値段の高いものに換えると・・・
 どうなるかって、分かりません・・・
 多少変わるかも知れませんが・・劇的に変わる事は期待できそうもないので
 ここいらで止めます。
※パソコンはまな板パソコンです。
手を加えやすいようにむき出しのままです。

フランス人女性ピアニスト

Mさんへ

レコードに関しては余りニュースが無かったので 
久しぶりのメールです。

最近クラシック音楽に詳しい娘と同世代の人と知り合い
初めて聞く名前の演奏家を教えてもらいました。
フランスのピアニストですが
例えばラベルの「夜のガスパール」に関して
マルタ・アルゲリッチとかぺルルミュテールが
ラベルが褒めそうな演奏に思えてお気に入りでしたが
その彼が
Marcell Meyer (1897-1958)
Aqnelle Bundervoet(1922-2015)
がいいと推薦しますので
YouTubeで聴いてみました。
https://www.youtube.com/watch?v=Yh0XQsb2sW8
https://www.youtube.com/watch?v=9GxrZTGXTe4
アメリカでもレコードで見たことはありませんでした。
1970年あたりレコードの時代に活躍している
人たちですが日本では紹介されてこなかったようです。
演奏にも来ていないとありますが、こういうこともあるので
今更ながら驚いています。
レコードで聴きたいと思いますので
ネットで検索しました。
日本ではプレスされていないのでフランス盤だと思いますが
数万円・・・
こういう演奏家を知らなかったのはいささかショックです。
フランスでもレコード探ししましたが
知っている演奏家の範囲で探しましたので見つかるはずが
ありません。たぶんアメリカでも見ていないと思います。
探して見てください。

Nさんの輸入盤リストも見ましたがありませんでした。
もしあったとしても1枚2~3万円は評価したでしょう。
「不滅の名盤」など1990年代の情報誌でも
紹介されていません。コルトーなどの指導を受けている
という時代の演奏家です。
プリンストンでもしプレミア価格でも高くて40ドル。
これくらいなら即買いです。・・・無さそうなので期待しないで。

アニュエル・ブンダヴィエとマルセル・メイエ
 
優れた演奏家はいい顔をしています。

CDやネットでは最近の演奏家
例えばパスカル・ロジェ、
ジャン・フリップ・コーラル聴きましたが一度聴いただけです。
ロジェは今年の秋、鹿児島(みやまコンセール)にきましたが
聴きに行くほどの関心はないでした。

評論家(一人だけではなく)が推薦するレコードを
目安に探していましたが その彼は評論家の言うことは
信用していない、自分の耳を・・・と言いますが
まったく恐れ入りました。脱帽です。
片っ端から聴いて確かめる時間はありませんので
無駄をしないいい探し方と思っていましたが
これに意外な落とし穴がありました。
日本へ演奏活動に来ない演奏家は余り紹介されていないのです。

79年代の本や音楽雑誌読みながらのレコード探しは
辞めてネットで配信される音源に切り替えようかと思います。
最近音が良くなっています。
24Bitやハイレゾでなくても・・。





Mさんへ イタリアの中古レコード

イギリスのデッカ盤 5ユーロは安い。
 マイルス・デイビスは23ユーロ

 リヒャルト・シュトラウス オペラ「火の危機」 珍しい。8ユーロ
ウイルヘルム・ケンプのベートーベン、ピアノソナタ  5ユーロ
いずれも状態はいい。値段は アメリカに比べると倍以上。
フランスより安いか・・・そう変わらない。 日本の半分以下。
結局欲しいものは見つからず、・・・1枚も買いませんでした。
コンサートも教会で行われるのがたくさんありましたが
教会では残響が強く聴きずらいので行きませんでした。
その代わりパイプオルガンはよく聴きました。

4月23日 テベレ河畔でコンサート

川幅は約30Mでしょうか・・・
向こう岸で演奏、川向で聴くという野外コンサートです。
演奏はローマオペラ劇場管弦楽団と合唱団。
演目はオルフのカルミナ・ブラーナ

シスト橋

テベレ川・・・。ローマらしい粋な計らいです。
ベルルオーズかマーラー、ワーグナーでなければオルフでしょう。
もちろん電気音響は使っていますが、30m隔てても十分楽しめました。

Mさん ローマの教会コンサートです

ポポロ広場近くの教会でポスター見つけました。
ベルディとビバルディ。
中に入りましたが残響時間が長いので
聴きづらく思えます。
パリでゴスペルやバロック音楽聴きましたが、聴けるものではありませんでした。
パイプオルガンかハープシコードならいいかもしれません。




ここでもマタイ受難曲のポスターを見かけましたが・・・
バッハはルターに傾倒したプロテスタントだったはずですが
カトリックでも演奏するのですね。バッハは宗派を超えて好まれているのでしょうか。
キリスト教の布教に貢献したというからでしょうか・・・。
                   4月24日 ローマ

FMラジオのクラシック音楽チャンネルを聴いていると
ジョーン・サザーランドが良く出てきます。
さすがマリア・カラスは当然ですが、ちょっと不思議な気がします。
サザーラントのレコードはアメリかでは多く見かけ買っても帰りましたが。
発音にオーストラリア訛りがあると差別受けたと どこかで読みました。
イタリアではそうでもなかったのでしょか・・。
私は好きな歌手の一人です。