Mさんへ シベリウスはジネット・ヌヴー

シベリウスのヴァイオリン協奏曲、ブラームスのヴァイオリン協奏曲


「ジネット・ヌヴーの芸術」は4枚組で彼女の生涯で残した録音はだいたいこれに入っています。
・・これだけといったほうが・・
楽器は違いますがジャクリーヌ・デュプレと重なる感じがします。
気迫に満ちたとか、鬼気迫る感じが似ている様に思えます。
是非レコードを探して下さい。
よくオイストラフと比較されますが、
ヴィニヤフスキー国際コンクールで2人は競って 1位がヌヴー、オイストラフは2位
だったことは意味が深いと思います。
それらのエピソードはネットで検索してみて下さい。
写真の下オイストラフのベートーベンのヴァイオリンソナタ(ピアノ・オボーリン)は
1962年録音ですから54歳の頃の演奏です。
ヌヴーは30歳で亡くなっていますから・・・
オイストラフはヌヴーのことをコンクールの演奏を聴いて「悪魔のようにすばらしい・・・」
と表現しています。
ヌヴー15歳、オイストラフ26歳の時
、そんな演奏ってどんなのと聴きたくなるでしょう。
パリの中古レコード店で探しました。
アメリカの中古レコード店の方が見つけやすいでしょう。
発売された枚数は少なかったと思います。
1949年に飛行機事故で亡くなっていますので録音自体がモノで古いです。
どんな演奏かはYouTubeで聴けますが音質は64、129kbpsですから
レコードの音とは比較になりませんが、十分聴けます。
二人を比較して聴くのは面白いです。