mさんへ レコードによって音の質の差は

 レコードの盤による音の違いはあります。
装置によってはその音の違いがわかるかどうかの問題はありますが・・・。

「DECCA」はおおむね 音が鮮明でレンジが広い。演奏もいいのが多い。です。
「TELARC」ほとんどにプレミア価格が。「EMI]は画像にシベリウスを上げていますが
 普通のものといい盤とあります。


例えばグールドやカザルス、リヒターで特別な盤でいい音が欲しいと思っても
そういうレコードはありませんが、
「DECCA]で好きな曲、聴きたい演奏家があれば買うといい、という言い方しかできません。
気付いたと思いますが、プリンストンではデッカはプレミア価格でレコードはレジの棚で商品棚は空のジャケットです。
クラシックは大概1枚1~2ドルですからプレミアがついて特別高い価格でも
15ドルとか20ドルです。
これが日本だと 下のブラームスやチャイコフスキー、シベリウスは
7000円~15000円、安くても5000円は間違いありません。
ヤフーのオークションでも「DECCA」「TELAC」は特別な価格帯です。
レコード愛好家の方たちはみなさん存知のようです。
















下はジャズですがDECCAのジャックルーシェ以外はダイレクトカッテング盤です。
ピンクのジャケットのやつは45回転です。
レコードみんながこれらほどの録音だったらいいのですが・・・
普通の録音でも悪いわけではありません。
中には悪い録音状態とか、悪い盤はあります。店頭で試聴はできますが
それではわかりにくいでしょう。自宅に持ち帰ってからわかります。
ジャスのレコードの価格はクラシックの4,5倍が普通で、クラシックで言えば
プレミア価格に匹敵しますが、需要が高いからが理由です。ファーストプレスとか
歴史的貴重盤、人気盤はプレミア価格がついていますが、それでも20、30ドル。
日本でしたら10倍です。





 



下はレオポルド・ウラッハ、クラリネットで
1957年前後の録音で特別な盤ではありませんが
モノラルと古いものですが驚くほど鮮明な音です。
Westminsterはアメリカのマイナーレーベルです。
クナッパーブッシュのブルックナー(ミュンヘンPO)
コンチェルトハウスのシューベルト、パリ弦楽四重奏団のベートーベン、
とこのウラッハのモーツアルトのクラリネットが見つかれば買いです。
これらの演奏こそCDではなくレコードがいいです。